特命!刑事どん亀 第14話


おそるべし突っ込み所の多さ!(笑)
ナショナル劇場的方法論(?)で刑事ドラマを創るとこうなるんだろうな、っつーのは理解できるんですけどね、説明セリフの多さとか。


つーか、来ました!来ましたよ!!テロリストですよ!今回はしかもリーダー!!
さすが1話完結モノの犯人(しかも首領じゃない方)なので、キャラの描き込みは薄い…と言うか、テロリスト4人で押し込んで全員ピストル(短銃)持ってんの!?とか、あんな怪しいクマが転がって来たら絶対バレるっつの!!とか、「卑怯じゃないテロ」って一体何?とか、言いたい事はほんとに山積み。

…と思って観てたら、仲間の釈放を要求してるトコとか、普通に「ホワイトアウト」と設定被ってるよ!!出てる人同じなのにそれはちとマズイんでは…。観てる側慌てさせてどうするよ(笑)。

それはともかく、
人工衛星を乗っ取って世界をパニックに」
とか、肝心なトコが漠然とし過ぎててズッコケますが。そんなざっくりした計画でいいのかガレア(=テロ組織の名称)。

一言で言うと、ぬるいよね。実に、ぬるい。勿論芝居が、では無くて。
ま、結果的にはこの人達も騙されてたって言うオチなので、ちょっと気の毒…って言うか、そこ気付かないで突撃しちゃってるようなテロリストに、「世界を震撼させる」とか絶対無理ですわ。それだけはワタシにも判る(笑)。

さとしさん(浦木)も、珍しく説明セリフが。
あ、そか。テロリストなのに口数が多いから、観てて違和感が有るんじゃなかろうか。
ワタシとしては、どうしても「ホワイトアウト」と比べちゃうので余計に。ルックス的には申し分無いのですけれど。
つーか、「血の気の多い№2」よりも明らかに血の気の多い芝居(笑)。何か、この手のドラマで観ると、やけっぱちに見えて仕方ないね(笑)。

ラストの大立ち回り、的場氏の見かけ倒しっぷりにも爆笑。かかって行くテロリスト、順番待ってますよ?(笑)あのスピードじゃ、相手がいくら巧くても強く見えないよね。かかって来る速さと、合わせてからの速さが全く違うもん。
敢えて言うよ。

…酷い!!(笑)

こちとら久々に本気の殺陣を観れると期待してたのに。

便宜上、最先端技術らしきモノがいっぱい出て来るけど、松下さん(一社提供)的にはOKなんでしょうか?さすがに、犯罪に使う機器にはロゴのアップとか無かったけど。